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俳優座5月公演『フル・サークル』関連記事まとめ   

紙媒体&ネットで見つけた、俳優座5月公演『フル・サークル』関係記事のまとめ。随時更新します(この記事の最初のUP日時は2015年4月24日)。

~紙媒体~
【雑誌】
●演劇雑誌『テアトロ』2015年5月号(4月発売号)
★『フル・サークル―ベルリン1945―』(作:エーリヒ・マリア・レマルク、潤色:ピーター・ストーン、訳:勝田安彦)劇団俳優座上演台本、全文掲載。
★あわせて、この号から、アンナ役斉藤深雪さんの新連載「斉藤深雪の春うらら」開始。

●演劇雑誌『テアトロ』2015年7月号(6月発売号)(←この項、2015年6月27日に追加)
★舞台写真と劇評(結城雅秀氏)が掲載されています。
掲載されている舞台写真は2枚。1枚は『テアトロ』のいつも舞台写真がいろいろ載っているページの一番最初に、アンナ&ローデ&シュミット。もう1枚は、アンナ役斉藤深雪さんの連載エッセイページ左上に、アンナ&ローデ。

【新聞】
●「しんぶん赤旗」(2014年12月27日付け)
「休憩室」というコーナーで小山力也さんのインタビュー掲載。見出しは「一生懸命気持ち込め」。話されている内容は、今までブログ等で書かれていることと大体同じです。
お写真が素敵なんですよね!カメラ目線でない、右頬に人差し指と中指を当てて話しておられる横顔を捉えたもの。ちょっとぼさっとした感じ。(これ褒め言葉ですよ!ぼさっとした、が褒め言葉って、わかる人だけわかってくだされ~。)「演劇青年」な表情ですね。声のお仕事でいろんな媒体に載っている写真とは全く雰囲気が違うものです。
小山さんは、インタビューの最後のほうで『フル・サークル』について、次のように話しておられます。以下、「青字」部分が引用。
「1995年の初演から達成感のあった芝居の一つです。“無関心”という罪の恐ろしさ。最後はドンデン返しの連続です。」

なお、「1995年の初演」とあるのは誤植で、俳優座による『フル・サークル』日本初演は1994年12月です。初演時には、小山さんは、ソ連軍コロヴキン大尉役でご出演でした。

●「しんぶん赤旗」日曜版(2015年5月3日・10日合併号)(←この項、2015年6月27日に追加)
『フル・サークル』開幕を控え、小山力也さんのインタビュー掲載。小山さんのインタビューだけで、紙面1ページ分の約半分ぐらいの量なので、大きな扱い。見出しは、記事の頭、リード文の前に「陥落寸前のベルリン、ナチスから逃げる男は―」。お写真の横に「俳優座公演「フル・サークル」主演小山力也さん」。記事の真ん中を割る形で一番大きい見出しが「無関心が「手遅れ」を招く前に」。
『フル・サークル』について、とても熱く語っておられます。記事の結びの部分では次のようにおっしゃっています。以下、「青字」部分が引用。
「俳優として、今の状況をどうすれば? と考えます。ドキドキハラハラしていただいた後、見た人の次の生き方につながる何かを残せたら」

この記事も、お写真が素敵なんですよねー!声優さんとしてのお仕事で目にする写真とは全く違う、「新劇の役者さん」の雰囲気でして、まあ当たり前といえば当たり前のことでしょうけど、媒体の性格によって、こんなにも表情が違うんだなあと。上に挙げた、昨年12月の赤旗記事と同様、カメラ目線ではない、熱心に話しておられる表情を捉えたお写真です。

【その他】
●俳優座機関紙「コメディアン」2015年2月28日発行号
★『フル・サークル』公演の基本情報掲載。(日程、スタッフ&配役等)
★訳・演出の勝田安彦さんご寄稿「『フル・サークル―ベルリン1945―』再演にあたって」掲載。
★「俳優素描」(←「コメディアン」の定番連載記事。その時々の公演出演俳優どなたかお一人へのインタビュー)に、斉藤深雪さんインタビュー掲載。

~ネット~
【俳優座公式サイト】
『フル・サークル』公演情報ページ
『フル・サークル』特報ページ

【その他】
「カンフェティ」WEBインタビュー(2015年4月6日掲載)
俳優座5月公演『フル・サークル』出演者、斉藤深雪さん、島英臣さん、小山力也さんインタビューが掲載されています。
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by lily63 | 2015-06-27 21:30 | 演劇 | Comments(0)

『テアトロ』2015年7月号に『フル・サークル』舞台写真と劇評掲載   

演劇雑誌『テアトロ』2015年7月号(←6月13日発売号(現在本屋の店頭に出ている号))に、俳優座5月公演『フル・サークル』の舞台写真と劇評(結城雅秀氏)が掲載されています。

掲載写真は2枚。1枚は『テアトロ』のいつも舞台写真がいろいろ載ってるページの一番最初に、アンナ&ローデ&シュミット。
もう1枚は、アンナ役斉藤深雪さんの連載エッセイページ左上に、アンナ&ローデ。

『テアトロ』に『フル・サークル』の舞台写真は必ず載るだろうけど、初日が5月14日の公演で、いくら何でも翌月13日発売の雑誌に載るはずない、締め切りの設定もっと早いはず、だから8月号(←7月13日発売号)をチェックすればいいよね~と思い込んでいて、でも今日、たまたま梅田紀伊国屋を通りかかったから、一応念のため7月号もチェックしとくか~と演劇雑誌の棚で確認したら、舞台写真も劇評も掲載されており、慌ててレジに向かいましたよ。
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by lily63 | 2015-06-24 23:03 | 演劇 | Comments(0)

2015年5月俳優座本公演『フル・サークル』に小山力也さん御出演!   

(この記事の最初のUP日付は、2014年10月18日です。しばらく、この記事をトップに固定します。)

2015年5月俳優座本公演『フル・サークル』に、小山さん御出演!

2015年5月俳優座本公演
『フル・サークル―ベルリン1945―』
原作:エーリヒ・マリア・レマルク
潤色:ピーター・ストーン
訳・演出:勝田安彦
期間:2015年5月14(木)~21日(木)
会場:新宿・紀伊國屋ホール
チケット一般前売開始:2015年3月31日(火)

小山力也さん=エーリヒ・ローデ役


~『フル・サークル』は、1994年12月俳優座ラボ公演で日本初演、1996年4月には俳優座本公演(No.232)、以来、俳優座で繰り返し上演された作品です。過去の上演では、小山さんはコロヴキン大尉役でご出演でした。緊密な構成の戯曲で、とても俳優座らしい芝居なので、待ち遠しいですね。~

★チケット発売日★
【先行予約】
俳優座1月公演『桜の園』(1月15日初日)公演期間中、各日、俳優座劇場ロビーにて販売される。ただし、時間帯の制限あり(各回、開場時刻~開演15分後までの45分間)。「「桜の園」をご観劇される方もされない方もご予約いただけます」とのこと。詳細、俳優座さんのこちらのページに。
【一般前売り】2015年3月31日(火)発売開始。
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★俳優座機関紙「コメディアン」2015年2月28日発行号に、スタッフ・配役が掲載されていました。(2015年4月24日)
【スタッフ】
原作:エーリヒ・マリア・レマルク
潤色:ピーター・ストーン
訳・演出:勝田安彦
美術:大沢佐智子
照明:石島奈津子
効果:木内 拓
衣装:樋口 藍
舞台監督:宮下 卓
制作:下 哲也、大門仁美

【配役】
アンナ:斉藤深雪
エーリヒ・ローデ:小山力也
シュミット(ゲシュタポ隊長):島 英臣
グレタ:安藤みどり
ヨーゼフ・カッツ:中 寛三
クルーナー(地区監視員):中吉卓郎
コロヴキン(ソ連軍大尉):齋藤隆介
マック(ゲシュタポ隊員)/ソ連軍軍曹:芦田 崇
マウラー(ゲシュタポ隊員)/ソ連軍兵士:藤田一真
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★この記事の更新履歴★
●(2015年1月10日更新)
小山さんの2014年12月1日付けのブログでどの役をなさるかわかったので、役名を追記。
俳優座サイトに先行予約の情報が出たので、追記。

●(2015年4月24日更新)
俳優座機関紙「コメディアン」2015年2月28日発行号に掲載されていたスタッフ・配役を追記。
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★参考リンク★
俳優座公式サイト内、『フル・サークル』公演情報ページ

俳優座公式サイト内、『フル・サークル』特報ページ

勝田演劇事務所ブログ
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★私のサイト内の小山さん舞台関連記事★
●小山力也さん舞台出演作品一覧
http://homepage2.nifty.com/haruka63/butai.html

●小山力也さん舞台観劇記録(2000年~2011年、小山さんご出演舞台10本)
http://homepage2.nifty.com/haruka63/review08.html

●俳優座『フル・サークル‐ベルリン1945‐』(訳・演出:勝田安彦)2000年9月倉敷公演の感想
http://homepage2.nifty.com/haruka63/full.html
【重要】今後もこのお芝居が上演される可能性を考え、あまり具体的なことは書かないように、極端なネタばれは避けて書いていますが、そうはいっても……。このお芝居を未見の方はあまり読まれないようにお願いします。初見のときは一切のネタバレなし(ヒントになるような言葉さえも入れないで)で御覧になったほうがいい作品だと思います。~
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★当ブログ内『フル・サークル』関連記事主なもの★
『フル・サークル』1996年4月俳優座本公演時の劇評について

俳優座5月公演『フル・サークル』関連記事まとめ

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by lily63 | 2015-05-21 19:00 | 演劇 | Comments(0)

俳優座サイトに『フル・サークル』先行予約のお知らせ   

今、俳優座のサイトに行ったら、5月本公演『フル・サークル』の先行予約のお知らせが出ていました。
1月公演(15日初日)『桜の園』の公演期間中、俳優座劇場ロビーにて販売される(ただし、各回、開場時刻~開演15分後までの45分間)。「「桜の園」をご観劇される方もされない方も」購入可能とのこと。

詳細は、俳優座さんのこちらのページに。
http://t.co/bl82ygGRb1

この先行予約でかなり売れてしまいそうですよねえ。少なくとも良席は全部はけちゃんじゃないかなあ。『フル・サークル』って劇団の財産のような演目だと思いますし、俳優座のファンの方で、お正月は俳優座の『桜の園』を観に行く!という方は、きっと『フル・サークル』も好きで、90年代の上演をご覧になっていて、だからこそ今回キャストをかえて再演するならまた絶対観たい!と思われる方が多そうですもん。

ところで、この主な役お三方の映ってる写真、ローデ(小山力也さん)、アンナ(斉藤深雪さん)、シュミット(島英臣さん)、素敵ですね!
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by lily63 | 2015-01-10 11:00 | 演劇 | Comments(0)

『フル・サークル』1996年4月俳優座本公演時の劇評について   

思い出したので、書いておきます。

『フル・サークル』1996年4月俳優座本公演時の劇評について、サイト内、小山力也さん関連「新聞・雑誌記事」ページにまとめています。
ページの下のほう、演劇関連記事のところです。
http://homepage2.nifty.com/haruka63/kiji.html

『フル・サークル』、私は、94年のラボ公演も96年の本公演も観ておらず、2000年に倉敷市での旅公演を拝見しました。(小山さんは、コロヴキン大尉役。)
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by lily63 | 2014-10-19 21:22 | 演劇 | Comments(0)

当ブログ内『ある馬の物語』感想記事へのリンク   

当ブログ内、俳優座2011年11月本公演『ある馬の物語』感想記事へのリンク。2回上京して、2011年11月19日(土)昼、20日(日)昼、23日(水・千秋楽)昼を観劇。感想をたまたま3分割にしてますが、観劇日ごとの感想ではなく、3回まとめての感想です。

●俳優座『ある馬の物語』感想(その1/3)

●俳優座『ある馬の物語』感想(その2/3)

●俳優座『ある馬の物語』感想(その3/3)

●11月20日アフタートークの感想
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by lily63 | 2012-05-22 22:40 | 演劇 | Comments(0)

俳優座「コメディアン」2011年12月20日発行号   

記事に書くのが遅くなりました。

劇団俳優座2011年11月公演『ある馬の物語』について、俳優座機関誌「コメディアン」(2011年12月20日発行号)に七字英輔氏(演劇評論家)による劇評「わが意を得たり『ある馬の物語』」が掲載されています。

さきに『テアトロ』2012年1月号(2011年12月13日発売号、以下『テアトロ』はすべてこの号のことを指す)に載った『ある馬』劇評と同じ評者の方です。(『テアトロ』掲載劇評については以前に当ブログこちらに書きました。)


『テアトロ』掲載劇評と同様に、俳優座『ある馬』公演と小山力也さん(ホルストメール役)について絶賛しておられます。字数が『テアトロ』より多いので、より細かい記述をされていて、舞台の様子がありありと浮かび、小山ファンとして本当に嬉しい気持ちになります。

「コメディアン」で劇評と一緒に載っている写真は、『テアトロ』の(巻頭写真ページの)写真と同じ場面。下手で座り込み回想するホルストメール。横顔がとても美しい小山さん。

以下、「コメディアン」2011年12月号掲載、七字英輔氏「わが意を得たり『ある馬の物語』」から、小山さんについて書かれている部分を一部引用します。
「……(前略)……小山力也は、みすぼらしい姿を晒して他馬にいじめられる冒頭から、いわばホルストメールに憑依したかのような演技を見せる。回想になると、誕生から初恋の少年期、公爵に見初められる青年期まで、みるみるうちにその体に若さを漲らせ、公爵の賭け競馬での勝利から愛人の追跡へと移る場面、まさにホルストメールそのものとなって御者フェオファーン(脇田康弘)の鞭に応え、舞台の上を駆け巡るのだ。その身体性こそ小山にあってレベジェフにはないものだった(レベジェフは再来日時には齢70を超えていた)。であればこそ、疥癬を病み、痩せ衰えた晩年のホルストメールが瀕死の馬そのものに映った。……(後略)……」

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by lily63 | 2012-04-12 22:58 | 演劇 | Comments(0)

俳優座『ある馬の物語』関連記事一覧(紙媒体のみ)   

★雑誌・新聞等に俳優座11月公演『ある馬の物語』と小山力也さんに関する記事が載ったことがわかったら、ここにメモしていきます。中身の種類(エッセイとかインタビューとか紹介記事(事前)とか劇評(公演開始後)とか)で分けずに、掲載された時間順に記載。今後も随時追加予定。もし何か掲載記事を見かけられましたら教えてくださいませ。

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●俳優座機関紙『コメディアン』2011年8月25日発行号
演出家・眞鍋卓嗣さん御寄稿「「ある馬の物語」―トルストイに挑む―」

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●雑誌『婦人之友』2011年11月号(10月12日発売号)
「プロの“段どり”」という連載の最終回で、「舞台をつくる 舞台監督・葛西百合子さん」

一観客として、今まで「舞台監督」ってどういうお仕事なのか、よく知らなかったです。プロの裏方さんのお仕事が丁寧に紹介されている良記事。葛西さんのお言葉を読んで、俳優さんの演技以外のところも、一つ一つ見逃さずに大切に拝見したいと思いました。

★当ブログ関連記事こちら

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●演劇雑誌『テアトロ』2011年11月号(10月13日発売号)
小山力也さんエッセイ御寄稿「23年の時を経て、「ある馬の物語」に再び挑む」

★当ブログ関連記事こちら

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●『ジモア』2011年秋・冬号
(高田馬場・早稲田・目白・雑司が谷エリアのフリーペーパー)

HEY! たくちゃんの「ババくる!?」ゲスト:小山力也さん

★PDFで記事を閲覧できます。
http://www.jimore.net/paper/

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●新宿~御苑~四谷のタウン誌『JG』57号(2011年11月号)
「今月の御苑人」 小山力也さん(声優・俳優)
『24-TWENTYFOUR-』のジャック・バウアーの吹き替え担当や大人気アニメの声優をしている小山さん。新宿での気分転換方法やお気に入りのお店について語っていただきました。

★『JG』公式ブログ
http://jg-h14.blog.so-net.ne.jp/2011-10-26

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●俳優座機関紙『コメディアン』2011年10月27日発行号
第1面に、『ある馬』稽古場での小山さんのお写真!

この笑顔が余りにも素敵で!!
私が好きな小山さんは、そうそう、こういう表情の小山さんなんだなあと。この月曜日31日に届いたのですが、写真を見た瞬間、長年の怒りも消え、ああ何て素敵~!心がとろけました。

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●演劇雑誌『テアトロ』2012年1月発行号(2011年12月13日発売号)
七字英輔氏による俳優座『ある馬の物語』劇評が掲載されています。

★当ブログ関連記事こちら

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●俳優座機関紙『コメディアン』2011年12月20日発行号
七字英輔氏による劇評「わが意を得たり『ある馬の物語』」が掲載されています。
『テアトロ』掲載分より長文で、小山さんを絶賛しておられます。

★当ブログ関連記事こちら
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by lily63 | 2011-12-31 19:50 | 演劇 | Comments(0)

演劇雑誌『テアトロ』2012年1月号(12月13日発売号)   

『テアトロ』2012年1月号(本日12月13日発売の最新号)に、俳優座11月公演『ある馬の物語』の舞台写真(ホルストメール=小山力也さん)と劇評(七字英輔氏による)が載っています。

舞台写真、「この場面も好きだなあー!」という1枚で胸が締め付けられ、そうして、ちょっと甘やかな気持ちにも。おそらくたくさん撮られたであろうお写真の中からこの選択、すごくいいですね。

『テアトロ』掲載、七字英輔氏による『ある馬の物語』劇評、以下、一部引用します。
「(前略)その意味で、往時の舞台を知らない新鋭演出家・眞鍋と、今や俳優座を背負う存在となった中堅俳優・小山力也がタッグを組んだ舞台は、ロシア演劇から多くの滋養を受けてきた劇団の、本家への挑戦といってもいい。(後略)」
(リリー注)「往時の舞台を知らない新鋭演出家」の「往時の舞台」とは、七字氏の劇評中、上で引用した直前の部分で書かれているレニングラード・ボリショイドラマ劇場が1983年と88年の2度にわたる来日公演でやった『ある馬の物語』(ロゾーフスキー脚色、トフストノーゴフ演出、ホルストメール役=レーベジェフ)のことを指す。

さっきから、『テアトロ』の舞台写真と劇評を繰り返し眺め眺めしています。「今や俳優座を背負う存在となった中堅俳優・小山力也」、いやそれは、ファンとしてず~っとそう思ってきてますよね。ずっとそう思ってきましたが、こうして劇評の中でテキストの中で拝読しますと、本当に嬉しいものですね。

上で引用した箇所は七字さんの『ある馬』劇評全文の大体真ん中あたりなのですが、最後の部分でも小山さんを絶賛しておられます。
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by lily63 | 2011-12-13 19:50 | 演劇 | Comments(0)

俳優座『ある馬の物語』感想(その1/3)   

俳優座11月本公演『ある馬の物語』
私の観劇日は、2011年11月19日(土)昼、20日(日)昼、23日(水・千秋楽)昼の3回です。


感想を3分割して、1/3、2/33/3としてアップしました。
あと、1・2・3/3の前に20日に拝見したアフタートークの感想記事もアップしています。誤字は直しますが、全体にはもうそんなに書き換えたりしません。「手綱が先か馬が先か」の歌を楽譜に起こそうとずっと歌ってるのですが、どうも、これで大体合ってると思うけど細かいところが違うよなって感じで、一度聞いて全部覚えていられる耳があればいいのですけどねえ。「クヅネーツキイの人ごみへ♪♪」

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『ある馬の物語』
拝見できて本当に幸せでした。2回上京して、全部で3回観たのですが、小山さんの出演されている舞台を拝見するとき、自分の予想を超えて、世界がとても大きくて、奥行き深く複雑で、いろんなものがいっぱい詰まってるので、その世界の大きさに比して、自分の鑑賞の心の器の小ささをいつも実感させられます。私は今でも思ってますよ。あの場面もう一度観たいなあ、あれは本当はどういう意味だったのかなあ、あそこの表情をもう一度観たい、等々、何度観ても、もう一度観てみたいと思わせる。汲めども尽きぬですね。

いやあ、すごいですね!すごかったですね!というのが第一声。劇場で直接お合いしたり、メールのやり取りをした、小山さんのファンの方と、最初まずそのことを言い合った。あの動き、あの声、あの語り、あのセリフ、あの歌、あの表情、すっとした立ち姿、どれも好きだなあ。ああ、これこそ小山さんだ、俳優小山力也!小山さんのファンとして拝見できた、そこに大きな喜びがありました。

舞台は総合芸術と実感。まさに小山さんがパンフで書かれていた「マナベ・ジャパン」の力を結集して、というのが伝わってきた。眞鍋さんの演出は細やか。ダンスなどの見た目にエネルギー溢れ、躍動するものの向こうにあるものがとても繊細だ。観客を精神的にぎりぎりと追い詰めたりしない、観客にとても優しい芝居だなーと思いました。いつまでもずっとこのまま観ていたい、聞いていたい、この世界の中にいたいと思わせる。

音楽、歌、生の楽器、生き生きとした踊り、美術、照明、どれも素敵だったけど、千秋楽で特に、照明(榊美香さん)に心を奪われた。照明って、ただ明るく照らすということじゃない(当たり前なんですが、今まであんまり意識してなかったんです、済みません!)のやわーと。この芝居、場面がどんどんスピーディーに展開するが、どの場面を取っても一つとして前のシーンと同じ照明でなく、場面ごとに違う照明の色、質感が人物の心情、その場の持つ意味にぴったりと寄り添って、それを見詰めている観客の心と舞台上の出来事をゆるやかにつないでくれる。こちらの気持ちが舞台上の出来事にす~っと寄り添っていけるような働きを照明がしている。観客と舞台と両方を包み込んだやわらかな照明、つなぐ、包む働き。書いていたらもう一回観たくなりますねー。

で、小山さんですね。何から書けばいいか。

私が吹き替えでも大好きな小山さんの回想語り!あのホルストメールが語るというのが好きですねー。回想って、ドラマティックですよねえ。何で人は回想して語るのか。失ったときを語ってももう何をどうしようもないのに、でも語り出さずにはいられない。過去を記述して、もう一度失われた時代を再現せずにはいられない。そこには、回想される一連の出来事に向けられる今の自分の思いがあり、自分が今まさに語っている聞き手に対する「あなた達にどうしても聞いてほしい」という思いがある。自分があり、語りかける相手があり、過去の自分と自分がかかわった人たちがあり、道を辿り来て今この場所にいる現在の自分があり、そこに様々な思いが交錯して、回想語りが始まる。こういうドラマティックさがとても力強い。

2回目の観劇で、特に後半ですね、ホルストメールの「~しました」「~するのです」とかを聞きながら、ふと自分が現代の劇場にいるんじゃなくて、電気もなかった頃、暗い闇に包まれた広場で膝をかかえてじっと、ホルストメールが語るおはなしに聞き入っているような、大人でなく子どもの自分として、そんな錯覚に陥った。暗い闇に包まれた野外で、隣の誰かと身を寄せ合って、土の上に座って、闇の中にいる語り手(ホルストメール)の語るお話を聞く、小さな子どもの自分。舞台の高い天井をちらっと見上げたとき、天井が抜けて暗い夜空のようにほんの一瞬だけ見えた。

過去の出来事を語り、その出来事を再現する所作(舞踊なども含め)が伴って、音楽もついて、それを土の上に座って周りを囲んで熱中して観る。物語と芸能の初期の形って、ああ、こういうものだったはずだなあと客席で体で感じることができた。古い時代の物語と芸能の享受ってこういう感じだったかもしれないなあと、とてもはっとして面白かった。芸術は何の役に立つか、という問いなどそもそもそこで立てられることが初めからない。同じ物語を闇の中で一緒に聞いた人が明日には飢え死にか凍死かしてるかもしれない。ロシアの大地の上で。いずれ自分も同じ運命。それでも、わずかな明かりの中で人は車座になって、物語を聞いて、語って、演じて、踊って、歌って生きてきた。物を語り、それを聞き、非日常の物語世界にいっとき熱中する。そこには理由も実益もない。ただ、「どうしてもこれを語らずにはいられない」「どうしても引き付けられてずっと聞いていたい」という気持ちがあるだけ。明日、死ぬかもわからなくても。そういうことがずっと世界中で古代から行われ続けてきて今の世界があり、これからもあるだろう。わずかな明かりの中でぼんやり浮かぶ語り手の顔、土の上に座って見つめ聞いている聴衆の心にはっきりと見えている物語の世界。それは「息抜き」でも「癒し」でもないのだ。人間の世界が滅びなかった、今まで持続してきたのは、物語や芸能が人と共にいつもあったから。というふうなことを目の前の舞台を観ながら、電気などもちろんない古い時代のことを思って、「ああ、そういうことかもなー!」と瞬間的に考えた。まあ私の妄想ですけどもね。

「失われた過去をどうしても回想して物語らずにいられない」ところに、物語の起源があるのだろう。この時が永遠に次々と失われゆくことのつらさ。過去をやり直せないつらさ。いくら語っても元の始めまで遡って生き直すことは絶対できないのに、楽しい時だってあったけど辛いことの多かった時代を語って再現しようとする。それは何だろう。時の不可逆性、不条理性への抵抗かなあ。
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by lily63 | 2011-12-01 01:07 | 演劇 | Comments(0)